親が離婚するというのは
高校生にとって衝撃的な出来事だ。
さらに親の離婚は自分の存在意義が
揺らいでしまう事にもつながるので
精神的にかなり不安定になってしまう高校生もとても多い。
では、親が離婚するとなった時高校生は
どういう立場でいればいいのだろうか。
そこでここでは親が離婚しそうな時、
高校生としては親の離婚をどういう風に捉えたらいいのか、
また親が離婚する夢についても解説する。
親が離婚しそう…高校生の捉え方
親が離婚しそうな時、
高校生の捉え方は全部で3つある。
1つめ【やった!と喜ぶ】
これは親の片方がアル中やギャンブル中毒、
モラハラ、DV、不倫、浮気など
明らかに非がある場合だ。
どんなにひどい親であろうとも
子供の立場としては「それでも親は親だから…」
と思うかもしれない。
しかしこういうやらかしをする親は
ほぼ更生せず、何度信じても
結局は裏切る事がほとんどだ。
「どんな親だろうと親が離婚するのは嫌だ!」
と悲しむのは小中学生まで、高校生であれば
むしろ親が離婚してくれることを素直に喜ぼう。
そしてまともな方の親についていこう。
2つめ【仕方ないと諦める】
どちらの親にも目立つ非がなく、
「ただの性格の不一致」のような理由で離婚してしまう場合、
子供の立場なら中々納得はできない。
「どうして」と思う高校生がほとんどだ。
しかし、高校生ならば
親には親の考えがあるということを
理解しなければいけない年齢だ。
高校生の自分からは見えなくても、
親からは相手の「看過できない欠点」
というのが必ずある。
だからもし親の離婚に納得できなくても、
離婚するだけの何らかの事情があるのだと諦めよう。
3つめ【自分の未来を考える】
これはかなり現実的な考え方だが、
親の離婚はさておき、離婚したあと
学費を出してくれそうな親はどちらか、
どっちの親についていけば生活が楽になりそうか、
というのを考えよう。
つまり親の離婚のあとのことを考えるのだ。
実際、親子でも親と子は別々の人間だ。
だから親の離婚は親のこととしてさっさと片づけ、
自分は未来のことを見るようにするのだ。
また親が離婚しても、たいていの場合
子供が望めば別れた方の親にも
いつでも会うことができる。
だからそこまで悲観する必要もない。
高校生だろうと親の離婚は辛いできごとだと思う。
しかし、親が離婚しなくても
子供はいつかは親と別れる時がくる。
それが早まっただけだと考えれば
少し心が楽になる。
親が離婚する夢の意味とは?
親が離婚する夢を見るのは2パターンある。
【親が離婚しなさそうなのに親が離婚する夢を見る意味】
親が離婚しそうにないのに
親が離婚する夢を見てしまうことがある。
親が離婚する夢を見ると、
「正夢」という言葉があるようにその夢が現実化して
本当に親が離婚してしまうような気がしてしまうが、
それは完全な思い込みであり間違いだ。
親が離婚する気配がないのに親が離婚する夢の意味だが、
親が離婚する夢にでてくる親は
親ではなく実はどちらも自分を表している。
そして自分の中で正反対の意見がぶつかっている為に、
離婚という形で夢に出ている可能性が高い。
親が離婚する夢は自分の考えを転換できるチャンス、
つまり新たな自分になれる機会でもある。
もし親が離婚しなさそうなのに
なぜか親が離婚する夢を見てしまったら、
今自分が本当にしたいことが何か考えてみるのがいい。
【親が離婚しそうな時に親が離婚する夢を見る意味】
親が離婚しそうな時に親が離婚する夢を見る意味は、
自分が親に離婚してほしいと思っていたり
その逆で親に離婚してほしくないと思っていたりするからだ。
その時は、夢をきっかけとして
自分が親の離婚に対してどう思うのか
しっかり自分の内面と向き合って考えてみよう。
親は自分たちが離婚することで
子供に与える悪影響を心配し、
そのせいで離婚を踏みとどまっていることも多い。
だからもし自分と向き合って
「親に離婚してほしい」という結論が出たのなら
親に離婚してほしいと意見を言っていい。
まとめ
高校生と言えば
人生を左右しかねない大学受験が控えている
大切な年代だ。
その年代に親が離婚となると
精神的にもかなり負担になり
受験にも失敗しやすくなってしまう。
だからこそ感情的にならず、
冷静に物事を捉えることが大切だ。
親の離婚をきっかけに、
親は親、自分は自分と
別々に人生を考えてみよう。