ffmpegは音声や動画を変換、記録や再生が簡単にできる
とても便利なアプリケーションだが、インストール手順や使い方、
OSがubuntuなどのwindowsやmacでない場合はどうなるのかなど、
情報が少ない。
そもそも、ffmpeg自体よくわからない人も多いはずで、
この記事ではffmpegの概要からインストールの要点、
OSの違いによる差などを紹介する。
ffmpegをインストール、ubuntuなら?ffmpegのインストールのポイント
ffmpegは、動画や音声を再生することはもちろん、
記録、変換もできる万能なアプリケーションだ。
他のアプリでも動画、音声の編集はできるが、ほしい機能がなかったりするので、
アプリケーションの使い分けが必要になったり、
条件によってはインストールできなかったりと、
いろいろと制限が出てくる。
例えば、ファイル形式。
画像、動画、音声のデータは作成したデータ形式が異なると
それに対応したアプリが必要になるが、
ffmpegでは無関係に対応できる。
普段動画や音声をイジらない人にとっては
どうでもいいアプリケーションかもしれないが、
ファイル形式ごとに違うソフトウェアでの対応を求められるのはストレスになるし、
なにより面倒なのでとてもありがたい。
もうひとつの特徴として、インストールされるOSに制限がないこと。
iphoneとアンドロイドの違いを思い浮かべるとわかりやすく、
OSが違えばアプリケーションもそれぞれ違うものを使う必要がある。
場合によっては、iphoneにしかないアプリやその逆もあり、
OSとの互換性に制限の無いffmpegはとても使い勝手がいい。
さて、ffmpegのインストールの方法だが、
まずはffmpegの公式サイトにアクセスしてダウンロードのボタンを押す。
続いてOSの選択をするのだが、バージョンによって表示が異なる。
このため対応するバージョンを間違えないようにするのがポイントだ。
OSに制限がないということで、windowsやmac以外のOSにも対応していて、
ubuntuなどのマイナーなOSでもインストール可能だ。
注意点は、ubuntuの場合はOSごとにバージョンが違うだけでなく
ubuntuのバージョンによってもリポジトリの追加有無が異なっている。
ffmpegのインストール、linuxのケース
OSを選ばないffmpegは、同じオープンソースであるlinuxにもインストール可能。
windowsやmacだとffmpegをインストールする中で
上手くいかない場合に初期化などがためらわれるが、
linux系のフリーのOSであれば最悪の場合完全に最初からやり直せば問題ない。
また、linux系のフリーのOSは、
余計な機能が付帯していないため古いパソコンでもサクサク動く。
ffmpegのインストールや使用に不安を感じるなら、
失敗覚悟でフリーのlinux系のOSを入れた安いパソコンで
いろいろと弄ってみるのも手だ。
linux系のOSへのインストールのポイントは、種類によって手順が異なること。
Linux系のOSはかなり派生があり、その中でもバージョンもあるため、
それぞれに併せた方法が必要になる。
細かい方法はバージョンによって違ってくるためここでは省くが、
OSやバージョンごとの手順はキーワード検索すれば出てくるので困ることはない。
どのLinux系OSであっても、
インストールする時点で必要なアップデートは行っておき、
最低限必要なものをインストールするのが注意点だ。
まとめ
ffmpegはフリーソフトで映像や音声の編集が容易にできるため
使ってみたい人は多いだろう。
OSに制限がないとはいえ、たいていの人はwindowsかmacを利用しており、
マイナーなlinux系のOSなどは使っていないため
ネットで検索すればわりと簡単に手順も分かるはずだ。
ただ、ffmpegもubuntuもライトユーザー向けのものではなく
一部を除いてテキストユーザインタフェースなので、
インストールや使用にはそれなりの学習が必要になる。