冷凍の魚を解凍するには
塩水がいいと言われている。
温塩水で解凍すれば、
とれたての魚の鮮度を保つことができる。
自分は、自然解凍かパック入りならば流水につけていた。
ここでは、魚を解凍するには塩水がいいこと、
そして焼き魚を冷凍するなら
どうしたらいいのかをお伝えする。
魚をおいしくいただくために、
ぜひ覚えておきたい案件である。
魚の解凍!冷凍魚の解凍は塩水で?
魚を解凍する方法はいくつかある。
・冷蔵庫にうつしてゆっくり解凍する
・部屋の温度で自然に解凍する
・流れる水で短時間で解凍する
・電子レンジで素早く解凍する
これ以外に、塩水で解凍する方法がおすすめ。
その中でも、冷凍魚を解凍するコツは
温塩水を使うこと。
温塩水とは約40℃の温水1リットルに対して、
塩を大さじ2杯(40g)加えたものである。
温塩水で解凍するメリットは
・短時間で解凍できる
・魚の身の色持ちがいいこと
・ドリップが出にくい
(ドリップとは水分が流れ出てしまうこと)
・季節による解凍ムラがないこと
があげられる。
やり方としては、
まず冷凍魚を1~2分温塩水につける。
そして魚を取り出し水でさっと洗う。
解凍後の魚に少し塩味を残すと、
魚の旨味を感じやすいという。
この手順は主に、マグロの解凍に使われることが多い。
マグロのさくの場合、温塩水につけるのは1分。
清潔な布巾で水気をふきとり、20分解凍する。
マグロブロックの場合、温泉水につけるのは3分。
布巾で水気をとり包んで冷蔵庫で60~90分解凍する。
マグロの状態によって
温塩水につける時間が違うので注意しよう。
上手に解凍すれば、
おいしいお刺身が食べられるので、覚えておこう。
焼き魚を冷凍するなら?
お弁当に使われる冷凍食品に、焼き魚がある。
ならば、焼き魚を冷凍することは出来るのか?
焼いた魚が余ると、
ラップをして冷蔵庫に入れてしまう。
実は、冷凍した方が
おいしく食べることができるのである。
ただラップに包んで冷凍庫に入れるのではなく、
おいしく保存するにはいくつかの注意点がある。
1:焼き魚が出来たらさまして、用途に合わせて切る。
ごはんのおかずにしてもいいし、弁当用に切ってもよい
2:完全に冷めた状態で、1つずつラップに包む。
冷めていないと水蒸気も一緒にラップしてしまうことになるので、
魚を解凍したときにべちゃっとなってしまう。
3:ラップに包んだ魚をフリーザーバッグに入れて冷凍する。
完全に空気をぬいておく。
冷凍保存の期間は4日~最大2週間までがよい。
あまり長い時間冷凍すると、
冷凍焼けをして味が落ちてしまう。
冷凍した魚を美味しく解凍する方法も知っておくとよい。
冷蔵庫にうつして時間をかけて解凍するのがよい。
もう一度火を通すならば、半分凍った状態で、
少しお酒をふってから焼くと、
ふっくらと焼きあがるので覚えておこう。
電子レンジや流水だと、
急速に解凍することになるので、
魚がパサパサしてしまうことがあるので注意。
半解凍しておき、そのまま戻していくのがよい。
常温で解凍する場合は、
雑菌が繁殖しやすいので注意すること。
食中毒の原因になることがあるため
あまりおすすめしない。
まとめ
冷凍魚の解凍は温塩水につけるのがよいことが分かった。
温塩水につける時間は魚の状態によって違うので、
注意しておこう。
また、焼き魚の冷凍と上手な解凍方法も覚えておくとよい。
素早く作りたい夕食のおかずや、
朝のお弁当作りにはとても便利だ。
また解凍した魚を混ぜご飯にしたり、
お茶漬けにしても美味しく食べられる。
焼いてほぐした魚をごはんに乗せて
だし汁をかけたお茶漬けは、とても美味しそうだ。
魚の冷凍・解凍をおぼえて、
上手く食材を使いきれば節約にもなる。
ぜひ自分も覚えて、やってみようと思う。