感謝を伝える俳句なら?感謝の言葉を俳句で伝えるコツとは…

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感謝を伝える俳句はどうやって作ったら良いのか。

 

俳句は日本の文芸のひとつで、

詠んだ人に情景を思い起こさせたり、

気持ちを伝えたりできる手段でもある。

 

俳句の17音に乗せて

詩文を作るだけなら難しくない。

 

しかし人に気持ちを伝えるためには

それなりに知っておくべき

知識やコツが必要になってくる。

 

この記事では、

人に感謝を伝える手段と俳句の基本

注意点やポイントなどについて解説する。

 

 

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親近感のある俳句文化

元々、俳句というのは

五、七、五の十七音で構成される定型詩で、

誰でも一度は作ってみたことがあるはずだ。

 

自分の学生時代をさかのぼって考えてみても、

いつ習ったのかは覚えていないのに、

適当な内容ならなんとなく作ることができる。

 

ともかく、俳句に詳しくなくても、

だいたいの人は、

五、七、五の音で作る文ということは分かる。

 

俳句は、

なんとなく親近感のある文化だ。

 

実際、どこかの企業が年に1回

コンテストを行っている

サラリーマン川柳がある。

 

それがお茶のメーカーの

ペットボトルに載せているのは有名で、

多くの人が応募している。

 

 

川柳と俳句

 

ところで、サラリーマン川柳は

俳句という言葉を使っていないことに

気付くだろうか。

 

元々日本には31音の短歌があり、

ここから五、七、五の俳諧が江戸時代にはやり、

その後文芸として俳句につながって行った。

 

俳句が文芸というのは、

かなり細かいルールがあり、

技術も必要になる理由による。

 

例えば、川柳は季語が要らないのと

表現が口語なのに対して、

俳句には季語が必須で文語で表わす違いがある。

 

また、内容的にも俳句は自然を対象にするが

川柳は人や事が中心になる。

 

なので、わりと現代人にとって

ハードルの低いのは

川柳ということになる。

 

そうなると、

俳句で感謝を表現するのは難しい。

 

思い切ったアドバイスするなら、

俳句ではなく、

川柳で伝えるのがコツということになる。

 

川柳では、

季語や自然を入れるといった注意点が省けるので、

わりと簡単に表現ができるはずだ。

 

一応この記事の題名は俳句だが、

ここでは作りやすい川柳として記事を書いている。

 

 

感謝の言葉を俳句にするなら

俳句の場合は、

情景を詠んだ人に思い起こさせるような

描写が大切だ。

 

しかし、

人に感謝を示すなら回りくどいことはせず、

分かりやすい言葉を使いたいところだ。

 

例えば、

感謝の気持ちは、

ありがとうという五文字で表せる。

 

言葉の形を変えて、

感謝する、

といういい方に変えてもやはり5文字だ。

 

日本語はたくさんの語彙があるので、

ボキャブラリーの多い人なら

十七音にいろんな形で表現できるだろう。

 

ただ、日本の詩文には、

ユーモアや

少し違った視点から見るという文化もある。

 

奥行きや面白みだ。

 

もちろん創作は本人の自由なのだが、

あまりに直接的すぎると

単なる短い手紙になってしまう。

 

だから

十七音の中にひねった表現を入れるのがポイントだ。

 

ありがとうという言葉を

言いたいけれどいえない、

と言う心情を表す表現も良い。

 

感謝の反面、

不満もあるような内容など、

人のうらはらな気持ちを詩文に込めるのもおすすめだ。

 

それと、日本語にはたくさんの表現技法もある。

 

比喩や喚起、対置など

名称を知る必要は無いが、

日本語の使い方を多く知っていると表現の幅も広がる。

 

 

まとめ

俳句で感謝を伝えることを目的に

川柳との違いやコツについて紹介してきた。

 

厳密には俳句と川柳は違うので、

こだわりのある人には

おもしろくないかもしれない。

 

五、七、五の十七音で構成される日本語は

実際にトライしてみるとおもしろい。

 

俳句や川柳は

最近ちょっとしたブームにもなっている。

 

企業や市町村のコンテストなども

頻繁に行われているので、

興味のある人は応募してみるのもいいだろう。

 

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